多汗症(たかんしょう)を治療する方法
多汗症(たかんしょう)とは、汗の量が異常に多く出る症状をいいます。
人は暑いときや体温が上昇したときに汗をかきますが、多汗症の人は、体温調節の必要がないときに大量に汗をかいてしまいます。
多汗症の原因には、ストレスや食事、病気、遺伝などいろいろあり、
いくつかが複合して起こる場合もあります。
多汗症(たかんしょう)の症状でひどく苦痛を感じる場合は、
専門医に相談し、多汗症治療に踏み切るのもひとつの手です。
現在治療医院(美容クリニックなど)では、多汗症の治療にさまざまな治療法が用いられています。
主な治療法として、
・心身療法〜カウンセリングによって汗に対するマイナス意識を変えていったり、自律訓練法によって自律神経の働きを整えるなどの療法を行う。
・薬物療法〜汗に対する不安を取り除くために精神安定剤を使用したり、発汗を促進させるアセチルコリンという伝達物質を抑制する薬(ボトックス)を注射するなど。
・制汗剤の使用〜一時的に汗を止める方法で、塩化アルミニウムなど様々なものが市販されているが、専門家に相談して自分に合ったものを使用すること。
・イオントフォレーシスによる治療〜多汗症(たかんしょう)の部位に弱い電流を流して、汗を抑制する方法。
・超音波治療〜超音波手術器で、発汗の原因である汗腺類を取り除く治療法。
・手術〜発汗を作用している交感神経をブロックする手術。スコープを使っての手術のため、傷口は小さく、手術時間も短く、患者への負担は少ない。
しかしどれもお金の負担が大きいのが、欠点です。
他に自分でできる対処法として、
・ストレスの解消。
・肥満防止
・適度な運動
・水分を摂る
・肉類を減らし豆類にする
などが挙げられます。
また最近注目を集めている
自宅で治療できる多汗症克服法をあるので、
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